このような疑問や要望にお答えします。
筆者はパナソニックのスピンネットES6500P-Wを約3年間に渡り使用してきました。
実売価格が1000円ちょっとの安い髭剃りですが、高い髭剃りにはないメリットもあって長期間愛用しています。
以前はブラウンの往復式3枚刃なども使っていましたが、パナソニックのスピンネットES6500P-Wに出会ってからは、その使い心地の良さに惚れ込んで使っています。
パナソニックのスピンネットES6500P-Wの異常なコスパ
パナソニックのスピンネットES6500P-Wは、実売価格で1000円ちょっとと、数ある髭剃りの中では格安で販売されています。
乾電池式で内蔵バッテリーを装着していない事と、本体・内刃・外刃と比較的シンプルな構造を採用している事、そして何より同じデザインで長い間販売されているロングセラー商品である事などが主な要因だと思います。
ただ安いだけではなく、肌に優しく、刃の寿命も長く、割りと深剃りも出来るなど、コストパフォーマンスで考えると個人的には最強の髭剃りではないかと思います。
パナソニックのスピンネットES6500P-Wは、左右に往復する刃ではなく、回転する丸刃を採用している為、多少深剃りに関しては不利な面もありますが、肌への負担が少なく、肌が弱い方には特におすすめです。
実際に私も肌が弱いほうですが、以前のブラウン(往復式の3枚刃)を使っている時は、日によってはヒリヒリする事もありましたが、パナソニックのスピンネットを使い始めてからは、そのような事も無くなりました。
また、電源が乾電池なのも本体価格が安い主な要因だと述べましたが、裏を返せば充電しなくても電池さえ交換すればすぐに使えるので、充電忘れや充電切れが怖く無くなります。
このように、パナソニックのスピンネットES6500P-Wはただ安いだけの髭剃りではなく、コストパフォーマンスの高い髭剃りです。
3年間使ってみて
私は、パナソニックのスピンネットES6500P-Wを約3年間に渡り毎日使用していますが、正直に言うともう髭剃りはコレ1台で十分だと思っています。
昔は1万円前後のそれなりの髭剃りを使ったこともありましたが、パナソニックのスピンネットを使い慣れてしまうと、全く不便は感じていませんし、むしろ快適だと感じています。
使い始めた最初は、ブラウンの3枚刃と比べて深剃りしにくく、ダメかなと思ったこともありましたが、コツを掴むと十分深剃り出来ますし、肌への負担も少ないです。
イメージで言うと、ブラウンは1回でスバっと深剃りをしますが、肌まで削っているような感覚がありました。
パナソニックのスピンネットは、丸刃なので1回でスバっと深剃りは出来ませんが、何回も剃り込んでいくうちに、少しずつ深剃りになっていくような感覚です。
また、内刃と外刃の寿命が異常に長いのもパナソニックのスピンネットの特徴で、ブラウンだと1年くらいで外刃が破れたりすることもありましたが、スピンネットは3年間使用しても全く見た目・剃り味共に変わらず、外刃が破れることもありませんでした。
メーカーの推奨としては、内刃・外刃共に1年を目安に交換するようにとされているので、私も3年目には交換しましたが、特に破損した訳ではなく、仮に交換しなくても問題なく使えていたと思います。
安くて、剃れて、高耐久という3拍子揃ったパナソニックのスピンネットは、まさにコスパ最強の髭剃りと言えそうです。
ナショナル時代からの超ロングセラーの髭剃り
パナソニックのスピンネットのすごいところは、その生産年数と生産数だと思います。
髭剃りの世界では超ロングセラー商品なので、積み上げてきた歴史が違います。
例えば、メンテナンス用品としてスピンネットの替刃セットが販売されているのですが、そのパッケージにはナショナル・パナソニック共用と書いてあります。
松下電器がパナソニックに社名を変更し、ナショナルブランドをパナソニックに統一したのが2008年1月なので、スピンネットはナショナルブランド時代から基本的な構造を変えずに生産され続けた事になります。
2008年といえば、執筆時の2024年から16年も前です。
替刃にナショナル・パナソニック共用と書いてあるのは、スピンネットがナショナルブランド時代から存在していた明らかな証拠となります。
その間、小さな改良や仕様変更を経て現在のスピンネットに繋がっていると思うと、どれだけガチな髭剃りか分かって頂けるのではないかと思います。
パナソニックのスピンネットは16年以上も前から造られ続け、まさにガチのロングセラー髭剃りと言えます。