このような疑問にお答えします。
私は2015年式の後期型サクシード(1500ccFFCVT)を仕事とプライベートの両方で使用しています。
年間の走行距離は約2万キロほどで、その間に得られた実際の情報を皆さんに発信しています。
今回は、サクシード(プロボックス)を自家用車にして後悔した事3選についてご紹介します。
後部座席にチャイルドシートの金具がありません
サクシード(プロボックス)の後部座席には、ISOFIX(アイソフィックス)と呼ばれるチャイルドシート固定用の金具がありません。
おそらく貨物車という性格上、後部座席を折り畳んだ状態で乗る事を想定されており、チャイルドシートの固定に使用するISOFIX(アイソフィックス)の装着を省略されている可能性があります。
ISOFIX(アイソフィックス)とは、チャイルドシートをシートベルトで固定するのではなく、チャイルドシートと車を専用の金具でカンタン・確実に取付けることができる固定方法です。
2012年7月以降発売の新車にはISOFIX(アイソフィックス)取付金具の装備が義務化されています。
私のサクシードは2015年式なので、法律的には取付金具があるはずなのですが、後部座席を隅々まで探してもありませんでした。
純正オプションのチャイルドシートも、シートベルトによる3点固定式のみのラインナップとなっていますので、取付金具は無い状態が正常なのだと思われます。
もし、サクシードやプロボックスに小さなお子さんを乗せる予定がある場合は、チャイルドシートはシートベルト固定式のみ使用出来ると覚えておいたほうが良いかも知れません。
サクシード(プロボックス)の後部座席には、ISOFIX(アイソフィックス)と呼ばれるチャイルドシート固定用の金具がありません。
後部座席の背もたれの角度がきついです
サクシード(プロボックス)の後部座席は、背もたれの角度が急でお世辞にも快適とは言えません。
貨物車という性格上、荷室を広く取らなければならず、背もたれの角度が起き上がってくるのは仕方の無い事だと思います。
また、貨物車は後部座席を折り畳んで使用する事が多く、折り畳む事を前提にクッションが薄めに設計されている事もあり、快適性は犠牲になっています。
乗用車と比べると背もたれが起き上がっているので、長時間のドライブは苦痛に感じる人が多いと思います。
実際に私も、我が家にある軽自動車のダイハツムーヴカスタムの後部座席と比較して、サクシードの後部座席は狭くて窮屈で快適性は低いと感じます。
前期型のサクシードやプロボックス(特にバンモデルのプロボックス)は、さらに背もたれの角度が急でクッションも薄かったです。
それと比較すると後期型のサクシードやプロボックスの後部座席は、背もたれの角度も若干倒れましたし、クッションも厚くなりかなり快適になりました。
しかし、乗用車の後部座席と比較すると、同じような快適性は望めません。
サクシードやプロボックスの後部座席は、背もたれの角度が急でとても快適とは言えません。
乗り心地が固めです
サクシード(プロボックス)の乗り心地は固めで、乗用車と比較すると快適とは言えません。
サクシードやプロボックスは貨物車なので、荷物を積む事を前提に設計されており、足回りが固めにセッティングされている為です。
最大積載量は400キロなので、それに合わせて足回りも固めにセッティングされています。
特にあまり荷物を乗せずに、人も運転席に1人だけといったケースで、足回りに対する負荷が比較的小さい場合に、段差で跳ねるような動きを見せがちです。
逆に、ある程度荷物を乗せて足回りに負荷がかかる状態のほうが、乗り心地は良くなる傾向になります。
サクシードやプロボックスは、前期型と比べて後期型はかなり乗り心地が向上しました。
個人的な感想では、前期型はトラックに近い乗り心地で、後期型は乗用車に近い乗り心地だと感じていますが、やはり足回りが固めである事には変わりありません。
トラックなどの荷物を積む車も同じなのですが、1番多く荷物を積んだ状態に合わせて足回りを設計している為、荷物を積んでいない軽い状態だと、跳ねて乗り心地が悪くなってしまう傾向があります。
サクシード(プロボックス)の乗り心地は固めで、乗用車と比較すると快適とは言えません。