このような疑問にお答えします。
私は牛乳石鹸の赤箱で髪から顔、身体まで全身を洗っています。
その際に体験した事や思った事などをレビューします。
牛乳石鹸の赤箱について
牛乳石鹸の赤箱の主な特徴は次の3つです。
- どこでも手に入る
- 価格が安い
- 余計な添加物が入っていない
牛乳石鹸の赤箱は1949年(昭和24年)から72年間に渡り製造され続けている、ロングセラーの固形石鹸です。
牛乳石鹸には赤箱の他に青箱がありますが、その違いは保湿成分のスクワランの有無(赤箱は配合)と香りの違い(赤箱はローズ、青箱はジャスミン)になります。
個人的には、赤箱のしっとりとした洗い上がりが気に入っています。
固形石鹸で全身を洗うなんて、髪がギシギシにならないか不安になる方もいらっしゃると思います。
次からは牛乳石鹸の赤箱の3つの特徴
- どこでも手に入る
- 価格が安い
- 余計な添加物が入っていない
それぞれについて説明します。
どこでも手に入る
牛乳石鹸の赤箱は、ドラッグストアやスーパーなど、販売している場所が多く入手するのが容易となっています。
かなり長い期間に渡り製造されているロングセラー商品ですので、根強いファンや指名買いする方も多く、取り扱いのあるお店が多いです。
場所によってはコンビニでも入手可能です。
私はスーパーで購入しましたが、赤箱と青箱の両方の取り扱いがあり、ともに3個入りとバラで1個づつのパッケージで販売されていました。
個人的な経験では、牛乳石鹸の取り扱いのある店舗では、赤箱と青箱の両方が揃っている印象です。
石鹸なんてどれも同じだろうと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ロングセラーな商品にはそれなりの理由があります。
牛乳石鹸の赤箱は、ドラッグストアやスーパーなど、販売している場所が多く入手するのが容易となっています。
価格が安い
牛乳石鹸の赤箱は、販売価格が安いです。
メーカー小売価格の定価でもレギュラーサイズ1個あたり90gが税込110円、「赤箱ちょっと大きめ」という、レギュラーサイズよりも一回り大きいサイズでも1個あたり125gが税込151円です。
また、レギュラーサイズは3個入パック・6個入パックの設定が、ちょっと大きめには2個入パックの設定があり、まとめ買いすれば更に安く購入できます。
ドラッグストアやスーパーなどで売られている赤箱は、定価よりも更に割引されて販売されている事がほとんどなので、実際はこれよりも安く手に入れる事が出来ます。
実際にドラッグストアやスーパーではないですが、通販大手のヨドバシカメラではレギュラーサイズ10個パックが1000円前後で売られていたりします。
価格は安いですが、安かろう悪かろうではなく、職人が7日間もの時間を掛けて行う「釜だき製法」によって、石鹸に天然うるおい成分が含まれているなど、手間隙掛けた製法で作られています。
牛乳石鹸の赤箱は、販売価格が安いです。
余計な添加物が入っていない
牛乳石鹸の赤箱には余計な添加物が入っていません。
牛乳石鹸の赤箱の全成分は、石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na、これら8つの成分のみとなります。
青箱の場合はこの成分の中のスクワランという保湿成分が入っておらず、さらにシンプルな成分で構成されています。
例として、牛乳石鹸以外の他社の固形石鹸の成分を見ると、パーム核脂肪酸Na、パーム脂肪酸Na、水、パーム核脂肪酸、パーム脂肪酸、グリセリン、香料、スクワラン、グルコン酸Na、エチドロン酸、塩化Na、酸化チタン、ペンテト酸5Na、PEG-6、BHT、これら15種類にも及ぶ成分から作られており、牛乳石鹸のおよそ2~3倍に当たります。
単純に成分が少ないほど良い固形石鹸と言える訳ではありませんが、聞いた事も無いような成分がたくさん含まれているというのは、少し抵抗があるのではないでしょうか。
牛乳石鹸の赤箱の成分はシンプルで、余計な添加物が入っていません。
全身を洗った時のレビュー
ここでは、牛乳石鹸の赤箱で全身を洗った時のレビューをご紹介します
髪の毛や顔まで固形石鹸で洗っている人も珍しいと思いますが、たくさんのメリットもありますのでご紹介しようと思います。
私の個人的な感想は、固形石鹸で全身を洗うようになると、もう元のような液体の洗浄料に戻ることは出来ません。
それくらい、使い心地や洗い心地が良く、本当におすすめ出来ます。
とはいえ、固形石鹸で洗う事のイメージとして、髪がギシギシするとか、肌が突っ張るとか、抵抗感を感じている方も多いと思います。
次からは、実際に牛乳石鹸の赤箱で洗ってみた感想を、身体の部位別にご紹介していきます。
頭(髪)
髪を牛乳石鹸の赤箱で洗うのは、髪が短い方にはおすすめ出来ますが、長い方にはあまりおすすめ出来ません。
私の個人的な感想ですが、髪を牛乳石鹸の赤箱で洗っても極端にギシギシしたり、ゴワついたりする事はありません。
ただ、それは私の髪が短いからで、髪が長い方はシャンプーとリンスを使う場合よりもよりギシギシ感やゴワつき感を感じやすいと思います。
赤箱と青箱の使用感の違いで言うと、やはり赤箱のほうが保湿成分のスクワランが配合されているだけあって、洗い上りのギシギシ感やつっぱり感は少ないように思います。
牛乳石鹸の赤箱で髪を洗うと、泡切れが良くて洗浄成分の残留感が少ないです。
シャンプーとリンスを使用した時に時々感じる、お湯で流してもいつまでもヌルヌルしたような感覚は無く、さっぱりと泡切れ良く洗い上がります。
特に短髪の男性の方には、牛乳石鹸の赤箱での洗髪はおすすめ出来ると思います。
顔
顔を牛乳石鹸の赤箱で洗うと、毛穴の汚れが落ちます。
もともと固形石鹸自体の洗浄力が相当に強く、ウタマロ石鹸など衣類の頑固汚れ用に固形石鹸が見直されていることからも、その洗浄力の高さが伺えます。
私は牛乳石鹸の赤箱で洗顔を始めてから3日目くらいで、毛穴の黒ずみや角栓がかなり減ったのを実感する事が出来ました。
赤箱と青箱の使用感の違いは、赤箱のほうが保湿成分のスクワランが配合されているので、洗い上がりのしっとり感があります。
乾燥しやすい方は赤箱、オイリーな方は青箱という使い分けもありだと思います。
個人差はあるかもしれませんが、洗浄剤が固形石鹸くらいしか無かった明治・大正・昭和の方々の写真を見ると、肌がキレイな事に気付きます。
顔を牛乳石鹸の赤箱で洗う事は、特に毛穴の黒ずみや角栓にお悩みの方にはおすすめ出来ると思います。
身体
身体を牛乳石鹸の赤箱で洗うと、泡立ちが良いので気持ち良く洗えます。
私は石鹸をタオルで擦るようにして、泡立てて身体を洗っていますが、クリーミーで弾力のある泡が立つので、洗っていて気持ちが良いです。
また、泡を流した後のヌメヌメ感が少なく、洗浄剤が残留しているような感覚が少ない事も、より爽快感を増してくれます。
あのヌメヌメ感は保湿剤の影響なのかも知れませんが、本来であれば洗浄と保湿は別々で行うものだと私は思います。
身体を牛乳石鹸の赤箱で洗うと、泡立ちが良く洗浄成分の残留感も少ないので、気持ち良く洗えます。
メリット・デメリット
それでは、牛乳石鹸の赤箱で全身を洗うことについて、私が感じたメリットとデメリットをご紹介します。
牛乳石鹸の赤箱も決して万能ではなく、必ずメリットとデメリットが存在する為です。
私が実際に、3年間以上牛乳石鹸の赤箱で全身を洗い続ける事で気付いたメリットとデメリットなので、何かの参考になれば幸いです。
牛乳石鹸の赤箱は良い物で万能であると感じている方は、ぜひデメリットについても読んで下さい。
私個人的には、牛乳石鹸の赤箱と液体の洗浄料を比較すると、牛乳石鹸の赤箱のメリットの方が多い気がしています。
牛乳石鹸の赤箱で、全身を洗うメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
牛乳石鹸の赤箱で、全身を洗う事のメリットは次の3つです。
- 洗浄剤の数が圧倒的に減る
- スペースの有効活用が出来る
- 管理がしやすくなる
牛乳石鹸の赤箱のような固形石鹸1個で全身を洗うと、それまで必要だったボディーソープやシャンプー・リンス・洗顔料などが1つにまとまります。
お風呂場のスペースの有効活用にも繋がりますし、種類が減るので買い忘れや補充し忘れなどの可能性もグッと減らす事が出来ます。
また、浴室でよくありがちなボトルの底のヌメヌメなどからも解放されるので、日々の掃除の手間も減らす事が出来ます。
これは私の個人的な感想ですが、牛乳石鹸の赤箱は泡切れが良いので、全身に石鹸の泡を付けて、一気にお湯で洗い流した時の爽快感が高く、一皮剥けたような感覚があります。
牛乳石鹸の赤箱で、全身を洗う事のメリット3つをご紹介しました。
デメリット
牛乳石鹸の赤箱で全身を洗う事のデメリットは次の3つです。
- 滑りやすく危険
- 目にしみる
- 石鹸カス汚れが浴室に付きやすい
牛乳石鹸の赤箱のヌルヌルはかなり滑りやすく、転倒による怪我に注意する必要があります。
また、泡が目に入った時の刺激が強く、かなりしみます。
おそらく、牛乳石鹸の赤箱がアルカリ性のためと思われますが、小さな子供に使う際は注意が必要です。
また、牛乳石鹸の赤箱を使うと、石鹸カスが多く発生します。
浴室の床や壁に、白い石鹸カスによる汚れが目立つようになります。
私の個人的な感想としては、これらのデメリットをふまえても、それでも牛乳石鹸の赤箱を使うことのメリットの方が勝っていると思います。
牛乳石鹸の赤箱で、全身を洗う事のデメリット3つをご紹介しました。