このような疑問や要望にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回は、サクシード(プロボックス)のリヤ足回りからの異音対策についてご紹介しようと思います。
サクシード(プロボックス)の異音発生ポイント
サクシード(プロボックス)の異音発生ポイントの1つとして、リヤ足回りのサイドブレーキワイヤーのマウント部分が挙げられます。
サイドブレーキワイヤーと、マウントのゴムブッシュが擦れることが主な理由です。
車が動いてリヤサスペンションがストロークした際に、キュッキュッと異音が出る事があります。
全ての車両で異音が出る訳ではありませんが、相当数のプロボックス・サクシードで発生しているようです。
リヤの足回りは、前期型も後期型も同じなので、全ての年式のプロボックス・サクシードで発生する可能性があります。
補足ですが、後期型プロボックス・サクシードで有名な異音発生箇所といえば、ダッシュボードインパネのテーブルにガタがあり、ギシギシ音がすることが多いです。
サクシード(プロボックス)の異音発生ポイントの1つとして、リヤ足回りのサイドブレーキワイヤーのマウント部分が挙げられます。
異音が出ないための対策
リヤ足回りのサイドブレーキワイヤーマウントから異音が発生している場合は、ラバーグリスなどゴムに対応したグリスを塗布することで異音がおさまる場合があります。
元々がサスペンションストロークによりゴム同士が擦れることで出ている異音なので、その摩擦を低減する訳です。
グリスアップするには車をリフトアップする必要があります。
また、少し奥まった場所にグリスを塗布するため、マイナスドライバーなど狭いところにも届くものが必要です。
ゴムにグリスを塗ることになるので、グリスの種類を選ばないとゴムを傷める可能性があります。
ラバーグリスなど、ゴムに対応したグリスを用意することをおすすめします。
リヤ足回りのサイドブレーキワイヤーマウントから異音が発生している場合は、ラバーグリスなどゴムに対応したグリスを塗布することで異音がおさまる場合があります。
異音が出る原因
異音が出る原因は、プロボックス・サクシードのリヤ足回りがラテラルロッド式で、ストローク時に左右へのズレが生じるためです。
足回りが左右にズレることで、左右同じように付いているゴムマウントのどちらかのクリアランスが狂い、異音が発生します。
これはサスペンション形式上、ある程度仕方のないことです。
特に車高を下げるなど、ノーマルのアライメントから外れる使用方法だと、さらに異音が発生する可能性が高まります。
今のところはグリスを塗るなどして、対処療法に頼るしか方法がありません。
もしかしたら、ラテラルロッドを調整式に交換して、長さを微調整することで完治するかもしれませんが、確証はありませんし現実的ではないと思います。
異音が出る原因は、プロボックス・サクシードのリヤ足回りがラテラルロッド式で、ストローク時に左右へのズレが生じるためです。