このような疑問にお答えします。
私は毎日の習慣として、掃除機がけを行います。
今までは、マキタのコードレス掃除機を愛用してきましたが、少しでも掃除を楽にするために、ロボット掃除機のorage r8 hybridを購入しました。
今回は、ロボット掃除機orage r8 hybridを買って使ってみたレビューについてご紹介します。
orage r8 hybridについて
パッケージ
パッケージは割りとしっかりした、デザインもおしゃれな箱で届きます。
この箱なら、使わない時の収納用として使っても良いと思いました。
取手も付いていて、持ち運びも便利です。
基本的にはただのダンボールですが、表面はラミネートされているような質感で、耐久性もそれなりにありそうです。
お掃除ロボットを箱に入れて保管しておくことはあまりないかも知れませんが、修理や売却の際には箱があったほうが良いので、パッケージは重要です。
orage r8 hybridのパッケージは、しっかりしていて満足のいく物でした。
価格
orage r8 hybridの価格は、他のロボット掃除機と比較して安価で、約33000円でした。
orage r8 hybridは、ロボット掃除機としての機能と合わせて拭き掃除も出来ること、またスマホアプリでのマッピングや音声案内など、各種機能も充実しているので、この価格でも安価だと思います。
私は楽天市場でorage r8 hybridを購入し、価格は購入当時で約33000円でした。
実際はポイントも付くので、実質的な価格はさらに安いことになります。
ロボット掃除機としては安価なので、正直購入するのには少し不安がありましたが、実際に使ってみると全く問題なく、毎日の掃除がかなり楽になりました。
orage r8 hybridの価格は、他のロボット掃除機と比較して安価で、約33000円でした。
サイズ
orage r8 hybridのサイズは、直径33.5cm、高さ10.2cmの円盤型のロボット掃除機になります。
ピザのMサイズくらいの大きさがあり、コンパクトなロボット掃除機ではありませんが、その分強力な吸引力を持ち、拭き掃除が出来たりスマホアプリから操作出来るなど、様々な機能を備えています。
我が家の場合は、その大きさからダイニングテーブルや椅子の下などは入れず、もしギリギリ入れたとしても逆に出れなくなってエラーが出たりします。
高さはそれほど高くないので、ソファやベッド、テレビ台の下などは問題なく入っていきます。
サイズが大きいロボット掃除機は、入れる場所が限られるという大きなデメリットがある一方、吸引力や機能が充実していることが多く、その点ではメリットもあります。
orage r8 hybridのサイズは、直径33.5cm、高さ10.2cmの円盤型のロボット掃除機になります。
ごみ捨てについて
orage r8 hybridのごみ捨ては簡単で、ダストケースにブラシが装備されているのでお手入れしやすいです。
吸引したゴミが溜まるダストケースは、本体上のカバーを開くことで簡単に取り外しが出来ます。
また、ダストケースに装備されているブラシが便利で、ゴミ捨ての際にブラシでゴミを掻き出して、使用後は再びケースに固定して収納することが出来ます。
ダストケースの構造上、吸引したゴミはフィルターの手前で層になって固まっているので、捨てる時もダストケースを逆さまにしてトントンすれば、ゴミが塊でポロッと落ちるので、ゴミ捨ては簡単です。
付属のブラシで大まかにゴミを掻き出すだけでも、日常のお手入れとしては十分だと思いますが、ケースとフィルターは水洗いも可能なので、定期的に水洗いすることでより衛生的に保つ事が出来ます。
また、ダストケースを取り外した状態ではorage r8 hybridは掃除を行う事が出来ません。
もし、orage r8 hybridに掃除させようとスマホ等で命令を出しても、エラーとなり掃除は開始されません。
よって、ダストケースをうっかり付け忘れた状態で掃除の命令を出してしまっても、掃除が開始されることは無いので、ある意味安心です。
orage r8 hybridのごみ捨ては簡単で、ダストケースにブラシが装備されているのでお手入れしやすいです。
水拭き機能について
orage r8 hybridには水拭き機能が搭載されており、付属のアダプタを装着し水タンクに給水することで、お部屋の拭き掃除を行うことが出来ます。
普段は吸引だけの掃除でもある程度キレイを保てますが、たまに拭き掃除を行うことで、より床をキレイにすることが出来ます。
我が家では、週に一回ほどのペースでorage r8 hybridの水拭き機能を使い、拭き掃除をしてもらっています。
床がフローリングではなく、カーペットや畳などの場合は、あまりこの拭き掃除機能を使うことが出来ないかもしれません。
ただ、特に床が汚れやすいキッチンや洗面所、トイレなどは拭き掃除を行うことですっきり感が格段にアップします。
orage r8 hybridは水拭き機能を搭載し、付属のアダプタを装着後、水タンクに給水することで、お部屋の拭き掃除を行うことが出来ます。
充電器について
充電器はコンパクトで、本体裏面にコードを束ねて収納出来るようになっているなど、便利で機能的な造りになっています。
元々電源コードの長さは十分にあるので、遠く離れたコンセントからでも接続可能ですが、近くのコンセントに接続しコードが余った時は、充電器の裏面に収納出来るので便利です。
設置場所は壁際で回りに物が無い空間が必要ですが、充電器自体のサイズがコンパクトなので、置場所に困ることはあまり無いかと思います。
我が家では家具の下に空間を設け、そこに充電器を設置することで邪魔にならないようにしています。
常に地面に置いておく物なので、割りとホコリが溜まりやすく、時々モップなどで掃除してあげると良いです。
orage r8 hybridの充電器はコンパクトで、裏面にはコードを束ねて収納出来るなど、便利な造りになっています。
Wi-Fi接続について
Wi-Fiに繋がなくても掃除は出来ます
orage r8 hybridはWi-Fiを繋ぐことが出来ますが、Wi-Fiを繋がなくても掃除をすることが出来ます。
orage r8 hybridにWi-Fiを繋ぐことで、スマホのアプリで操作する事が出来て便利ですが、Wi-Fiに繋がっていなくても、使えない訳ではありません。
我が家も以前はWi-Fi環境が無く、スマホからの操作が出来なかったので、本体のボタンを手動で押して掃除してもらっていました。
もちろん、Wi-Fiを繋いだほうが機能面も充実して便利なのは確実ですが、無くても部屋を掃除するという目的は達成する事が出来ます。
orage r8 hybridはWi-Fiに繋がなくても掃除が可能です。
Wi-Fiに繋ぐとスマホで操作や設定が出来ます
orage r8 hybridをWi-Fiに繋ぎ、スマホに専用のアプリをインストールすることで、orage r8 hybridの操作や設定をすることが可能になります。
スマホのアプリで、どの部屋を掃除するか指定したり、音声案内の音量や声の種類などを設定したり出来ます。
Wi-Fiに繋がなくても掃除は出来るのですが、部屋を指定したり細かい設定をするのは不可能です。
ご自宅にWi-Fi環境がある場合は、orage r8 hybridをWi-Fiに繋げて使用されることをおすすめします。
ちなみに、orage r8 hybridとペアリング出来るスマホは1台のみとなります。
ペアリング設定時に、orage r8 hybridのWi-Fi設定をリセットする必要があり、同時に2台の設定は物理的に不可能となっています。
私も2台目のスマホを設定しようと何度か試みましたが、結局出来ませんでした。
ペアリングの設定が完了すると、外出先からスマホのアプリで掃除の指示が出来たり、掃除の進み具合を確認出来たりします。
orage r8 hybridをWi-Fiに繋ぎ、スマホに専用のアプリをインストールすることで、orage r8 hybridの操作や設定をすることが可能になります。
アプリでの操作について
orage r8 hybridをWi-Fiに繋ぐと、スマホのアプリから様々な操作を行うことが出来ます。
それでは、具体的にどのような操作が出来るのかご紹介します。
マッピング機能
スマホの専用アプリを使用すると、orage r8 hybridが認識してマッピングしたマップを確認でき、掃除で移動した軌道を確認する事が出来ます。
Wi-Fiに繋がず、スマホのアプリも使用していない状態でも、orage r8 hybridは掃除をしながら部屋の形状や物の配置を把握し、マップを作成しています。
そのマップを元に掃除の経路を計算し、無駄の無い動きで効率的にお掃除をしてくれます。
また、記憶されたマップを元に、掃除禁止エリアを設定したり、掃除する順番を指定するなど、orage r8 hybridに対して様々な指示を行うことが出来ます。
また、マップにはorage r8 hybridの通った軌道が表示されますので、どこをどう通ったのか一目で分かります。
スマホの専用アプリを使用すると、orage r8 hybridが認識してマッピングしたマップを確認でき、掃除で移動した軌道を確認する事が出来ます。
モードセット
トップ画面のモードセットボタンでは、掃除に関する細かい設定を行う事が出来ます。
掃除機の吸引力の強さや、水拭きアタッチメント装着時の水の使用量など、細かな設定を行うことで、より効率的に無駄無く掃除出来ます。
ゴミが多い部屋は吸引力を上げたり、水拭き掃除の際に水の量が多過ぎる、または少な過ぎる際に水の使用量を調節出来るなど、細かい設定が可能です。
また、掃除中にカーペットやフローリングなど、床の種類を自動で検知して、必要に応じて吸引力を上げるブーストAI機能のオンオフ切り替えなども行う事が出来ます。
トップ画面のモードセットボタンでは、掃除に関する細かい設定を行う事が出来ます。
もっと見るボタンで設定画面へ
もっと見るボタンを押すと、設定の画面へ移行します。
ここでは、予約掃除の設定や掃除に使用するマップの変更など、本体に関する様々な設定を行うことが出来ます。
特に初期設定では、orage r8 hybridの音声案内の音量が非常に大きく、掃除の度に声や音に驚いたりしなければならないのかならないので、この点の設定は必須だと思います。
また、メンテナンスの項目では、ブラシやフィルターの寿命が時間と%で表示されるので、消耗部品の交換サイクルを管理するのに非常に便利です。
次からは、設定画面の各項目についてご紹介します。
もっと見るボタンを押すと、設定の画面へ移行します。
予約掃除画面
予約掃除画面では、時間や掃除方法をあらかじめ設定しておくことで、お掃除の予約設定が出来ます。
掃除の開始時間の指定や曜日の指定、掃除機の吸引力や拭き掃除の場合の水の量なども細かく指定出来ます。
予約掃除の機能を活用すれば、外出先から帰宅する前に、あらかじめ自宅の掃除が完了しているようにセットすることも可能となります。
また、時間だけではなく曜日の指定も出来るので、例えば平日は掃除して土日は掃除しないなど、ライフスタイルに合わせてorage r8 hybridの動作を設定する事が可能です。
ただ、予約掃除は設定を解除しない限り同じ動作を繰り返すので、例えば長期間旅行に行く時などは、設定を解除しておかないと普段通りに掃除することになってしまいます。
予約掃除画面では、時間や掃除方法をあらかじめ設定しておくことで、お掃除の予約設定が出来ます。
リモコン画面
リモコン画面では、orage r8 hybridをスマホから手動でリモコン遠隔操作できます。
直進と左右の回転の指示ができ、手動で自由自在にorage r8 hybridの操作が出来る機能となります。
反応速度が若干遅いので、操作感は良くなく、スムーズに操作するのはかなり難しいです。
家具などにorage r8 hybridが挟まってしまった場合や、任意の場所に移動させたい時などは、リモコン操作も役に立つかも知れません。
実際に我が家では、もう5年くらいorage r8 hybridを使っていますが、最初面白半分でリモコン操作を試して以来、このモードは使った事がありません。
リモコン画面では、orage r8 hybridをスマホから手動でリモコン遠隔操作できます。
掃除機の位置の確認ボタン
掃除機の位置の確認ボタンを押すと、orage r8 hybridが音声を発し、自機の位置を知らせてくれます。
orage r8 hybridが家の中で行方不明になり、どこへ行ったのか分からない時に使う事が多い機能です。
この機能を選択すると、orage r8 hybridが音声を発するので、大体どの辺りにいるのか分かります。
発する音声は、設定した音声の種類によって異なり、例えば我が家は音声を男の子モードにしているため、「僕はここだよ!」と教えてくれます。
大きなロボット掃除機が、家の中で行方不明になることはあまりないと思いますが、機能としては面白いと思いました。
掃除機の位置の確認ボタンを押すと、orage r8 hybridが音声を発し、自機の位置を知らせてくれます。
マップ変更画面
マップ変更画面では、過去に作成し保存したマップから、掃除を行う時に使うマップを選択することが出来ます。
orage r8 hybridが自動掃除を行うと、部屋の形状や家具の位置を認識してマッピングという作業を行います。
マッピングで作成されたマップは、アプリ内に保存され、そのマップを元に、部屋分けや掃除禁止エリアの設定を行います。
部屋分けや掃除禁止エリアの設定されたマップは、2パターンほど保存出来るので、後からそれらを選択して使用する事が出来ます。
平日用マップや休日用マップなど、掃除する箇所に応じてマップを作成し保存しておくと、その都度禁止エリアなどを設定する必要がないので便利です。
マップ変更画面では、過去に作成し保存したマップから、掃除を行う時に使うマップを選択することが出来ます。
掃除記録画面
掃除記録画面では、過去に行った掃除の記録を確認できます。
掃除に要した時間や、掃除した面積なども確認できるほか、掃除を行った時のマップも表示され、その際のロボット掃除機の軌道も確認することができます。
過去に遡って掃除した履歴を詳細に確認できるので、1回掃除した場所を無駄に2回掃除させてしまうといったミスも防ぐ事が出来ます。
また、トータルで今までどれくらいの時間、どれくらいの面積を掃除したかも記録されています。
ロボット掃除機本体の稼働量を確認する事が出来るので、メンテナンスや買い替えタイミングの参考になります。
掃除記録画面では、過去に行った掃除の記録を詳細に確認できます。
言語及び音量設定画面
言語及び音量設定画面では、orage r8 hybridからの音声案内の言語と音量を、任意に設定できます。
特に音声の音量については、初期設定の音量がすごく大きいので、この設定画面で小さくしておくことをおすすめします。
言語は日本語はもちろん、中国語や英語を選択する事が出来ます。
個人的には、日本語(男の子アシスタント見習い)がかわいくて好きです。
orage r8 hybridは、掃除を始める時や終わるときなどに音声を発するので、好みの音量にしておくことで、よりストレス無く使用する事が出来ると思います。
言語及び音量設定画面では、orage r8 hybridから発せられる音声案内の言語と音量を任意に設定できます。
サイレントモード
サイレントモード設定画面では、静かに掃除したい時間帯を指定できます。
寝ている間に掃除してもらう時などは、特に重宝するモードです。
ロボット掃除機の作動音は小さくなりますが、それに伴って吸引力は低くなりますので、掃除の効率は少し低下してしまいます。
サイレントモードをオンにして時間帯を指定すれば、その時間内は静かに掃除するようにorage r8 hybridが動いてくれます。
サイレントモード設定画面では、静かに掃除したい時間帯を指定できます。
メンテナンス画面
メンテナンス画面では、消耗部品の寿命を時間と%で管理できます。
orage r8 hybridにはブラシやフィルターなどの消耗部品があるので、適切に管理・交換をしないと本来の性能を発揮出来なくなります。
ついつい忘れがちな消耗部品の寿命を、スマホのアプリで管理してくれるのでとても便利な機能です。
各部品にはそれぞれ寿命があり、例えばサイドブラシやフィルターの寿命はそこまで長くありませんが、メインブラシの寿命はかなり長いです。
楽天市場やアマゾンなどで消耗部品が販売されているので、維持管理もしやすいです。
メンテナンス画面では、消耗部品の残り寿命を時間と%で確認できます。
お手入れ・メンテナンスについて。
ローラー・ブラシ
orage r8 hybridはブラシやローラーを取り外して清掃が出来るようになっており、お手入れやメンテナンスがしやすい設計となっています。
毎日は必要ないですが、月に一回くらいはブラシやローラーを外して清掃することで、orage r8 hybridの本来の性能を維持することができます。
私は購入後1ヶ月半経ってから、ブラシとローラーを外して清掃しました。
髪の毛が絡み付いていたりするので、洗いながら取り除きます。
分解してのメンテナンスは、月に1回程度で十分だと思います。
orage r8 hybridはブラシやローラーを取り外して清掃が出来るようになっており、お手入れやメンテナンスがしやすい設計となっています。
ゴミケース
ダストケースやフィルターは水洗いが可能です。
水洗いする事で、細かい塵や埃などもすっきり洗い流す事が出来ます。
また、水洗いして自然乾燥を繰り返しても、ダストケースに使われているネジやバネが錆びる事はありません。
おそらく、ダストケースネジやバネの素材がステンレスで錆びに強いのだと思います。
ダストケースは水洗い出来て、ネジやバネも錆びる事がありません。