このような疑問にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回はサクシードのエンジンオイルをワコーズプロステージSに交換した件についてご紹介しようと思います。
燃費と静粛性が向上
サクシード(プロボックス)のエンジンオイルを、ワコーズプロステージSに交換後は、平均燃費とエンジンの静粛性が向上しました。
元々はワコーズのプロステージSではないエンジンオイル10W30を入れていたのですが、今回はワコーズプロステージS10W40+ワコーズクイックリフレッシュに交換することで、燃費がレギュラーガソリン1リットル当たり0.5キロほど向上し、静粛性も向上しました。
静粛性向上の要因はエンジンオイル自体の粘度指数が10W30から10W40上がったこと、そしてクイックリフレッシュに含まれるポリマーによる油膜強化の影響が大きいと思います。
通常、粘度が上がればエンジン内でのフリクションロスが増えるので燃費は悪化するはずなのですが、今回の交換で燃費は向上しました。
これはワコーズプロステージSの動粘度が低いことが要因と思われます。
また、走行中もスムーズでパワーが少し上がったように感じました。
サクシード(プロボックス)のエンジンオイルを、ワコーズプロステージSに交換後は、平均燃費とエンジンの静粛性が向上しました。
ワコーズプロステージSはコスパが良い
サーキット等ではなく主にストリートで使用する用途では、ワコーズプロステージSのコストパフォーマンスは優れています。
なぜコストパフォーマンスに優れていると言えるのか、それは動粘度が低いからです。
オイルの性能を見る重要な基準のひとつに動粘度という数値があります。
10w40などの粘度指数とは別なもので、オイルが流動する時の動きにくさを表した数値です。
ワコーズプロステージSは同じ価格帯の他のエンジンオイルと比べてこの動粘度が低めです。
10w40のように粘度指数が高くても動粘度が低くければ燃費や出力に影響を与えにくいので、より高性能なエンジンオイルと言えると思います。
とはいえ、潤滑性能や耐熱性という観点ではレーシングオイルには劣ると思いますので、あくまで街乗りではベストな選択ではないかと思います。
サーキット等ではなく主にストリートで使用する用途では、ワコーズプロステージSのコストパフォーマンスは優れています。
添加剤クイックリフレッシュでさらに燃費向上
ワコーズプロステージS単体でも街乗りでは十分高性能なのですが、そこに添加剤としてクイックリフレッシュを入れることでさらに性能を上げることができます。
クイックリフレッシュはポリマーを含んだエンジンオイル添加剤で、エンジンの圧縮圧力の回復やノイズの低減、オイル上がりやオイル下がりの抑制効果があるからです。
ポリマーはコストが高いのですが、粘度を上げること無く強い油膜を保持するという優れた効果があります。
強い油膜はさらなる燃費向上と静粛性アップに貢献します。
価格は1本約4000円と高めですが、走行距離が多い車なら燃費向上分で代金がペイ出来る可能性もあるので、入れる価値は十分あると思います。
ワコーズプロステージS単体でも街乗りでは十分高性能なのですが、そこに添加剤としてクイックリフレッシュを入れることでさらに性能を上げることができます。