このような疑問にお答えします。
私は2013年式のダイハツムーヴカスタムLA100s(660cc FF CVT)をプライベートと通勤で使用しています。
ムーヴの年間走行距離は1万キロ程で、その間に得られた燃費やメンテナンスなど実際の情報を皆さんに発信しています。
ダイハツムーヴカスタムLA100sのヘッドライトを綺麗にしました
年式11年落ち、走行距離約4万キロのダイハツムーヴカスタムLA100sのヘッドライトを、3Mヘッドライトコーティングを施工して綺麗にしました。
黄ばみや表面コーティングの細かなヒビ割れが目立ってきた為です。
つい最近まで屋外の青空駐車で、日光を浴び続けたせいかヘッドライトが黄ばんできました。
ヘッドライトが黄ばむと車が古く見えてしまうので、3Mヘッドライトコーティングを使用してクリーニングしてみることにしました。
実は今回が初めての施工ではなく、約6ヶ月前に同じ3Mのヘッドライトコーティング剤で補修を試みたのですが、コーティングを厚塗りしたせいで垂れてしまい、失敗してしまいました。
さらにそれを補修するために、コンパウンドで磨いたのですが、それが悪かったのか、約6ヶ月という短い期間で少し黄ばみが出てきてしまいました。
おそらく、きちんと上手に施工していれば、1年間くらいはキレイな状態で維持出来たと思います。
年式11年落ち、走行距離約4万キロのダイハツムーヴカスタムLA100sのヘッドライトを、3Mヘッドライトコーティングを施工して綺麗にしました。
3Mヘッドライトコーティングの施工性
3Mヘッドライトコーティングの施工性は、初心者でも簡単なように思われがちですが、個人的には中級者向けではないかと思います。
コーティングを塗る際に、気を付けないと垂れたり気泡が入ったりする可能性があるからです。
基本的な施工の流れとしては、ヘッドライトの洗浄、乾燥、マスキング、ペーパー掛け(粗目)、ペーパー掛け(細目)、洗浄、乾燥、コーティング(1回目)、乾燥、コーティング(2回目)、乾燥、マスキング撤去という工程です。
まず、洗浄と乾燥が駐車場によっては難しく、水が要りますし途中で雨が降ってきたらアウトです。
ペーパー掛けも水研ぎなので、バケツに水でもいけますが、洗浄のことも考えると水道があって屋根ありの場所が施工に適していると思います。
また、コーティングも均一に塗るのが意外と難しく、コーティング剤が染み込んだシートで直接ヘッドライトに塗るのですが、その方法ゆえに厚塗りし過ぎて垂れたり、塗りムラや塗り忘れが出やすいです。
もちろん、上手な方なら問題ないと思いますが、私のような不器用な者にとっては意外と難しく、盛大に垂らしてヘッドライトが涙目になるという惨めな結果にもなりました。
コーティング剤のシートがヒタヒタに濡れているので、そのまま塗ると厚塗りになりがちです。
私は少し絞ってから施工することで、垂れもなく比較的キレイに仕上げる事が出来ました。
このような体験から、3Mヘッドライトコーティングの施工性は、初心者でも簡単なように思われがちですが、個人的には中級者向けではないかと思いました。
施工前と施工後の比較
3Mヘッドライトコーティングを施工する前は、ヘッドライトの黄ばみと細かいヒビ割れのようなものが目立っていましたが、施工後はヘッドライトがクリアになり、レンズカットもはっきりと見えるようになり、車が若返りました。
人間も目の輝きが大事なように、車もヘッドライトがキレイだと、全体的にキレイに見えるから不思議です。
今回は2回目の施工となりましたが、1回目の施工時に失敗してコーティングを盛大に垂らしてしまい、そのコーティング垂れの滴を削り取るのに大変苦労しました。
ヘッドライトの黄ばみが酷くなると、光量不足や光軸の狂いなどで車検にも通らなくなる可能性があるので、定期的なメンテナンスが必要です。
今回施工した3Mヘッドライトコーティングも、効果は永久ではなく約1年くらいで再び黄ばんでくるという情報が多いので、定期的に1年毎くらいで施工しようと思います。
今回はペーパー掛けで800番(粗目)と2000番(細目)を使いました。
たまたま在庫があったのでそれを使いましたが、特に細目のサンドペーパーはより目の細かい3000番などを使った方が、仕上がりがよりクリアになるようです。
中には電動工具のポリッシャーで磨いてからコーティングを施工する方もおられますので、参考にして頂ければと思います。
3Mヘッドライトコーティングを施工する前は、ヘッドライトの黄ばみと細かいヒビ割れのようなものが目立っていましたが、施工後はヘッドライトがクリアになり、レンズカットもはっきりと見えるようになり、車が若返りました。