このような疑問にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回はプロボックス・サクシードと乗用車の維持費の違い3つについて、実体験を元にご紹介しようと思います。
自動車税は大幅に安い
プロボックス・サクシードの自動車税は、同じクラスの乗用車に比べて大幅に安く、年14300円です。
プロボックス・サクシードは4ナンバーの小型貨物車なので(前期型のワゴンは除く)、業務に使われることが多く税制面で優遇されているためです。
例えば、プロボックス・サクシードと同じクラスの乗用車(排気量1500cc)と比べてみると、年39500円と2倍以上の金額になっています。
1年あたりの差額が約25000円なので、10年乗ると25万円もの差になります。
プロボックス・サクシードの維持費で一番インパクトがあるのは、この自動車税の安さだと思います。
プロボックス・サクシードの自動車税は、同じクラスの乗用車に比べて大幅に安く、年14300円です。
車検は手間がかかる
プロボックス・サクシードの車検は初回以降は年に1回で、費用は乗用車と大差ありません。
4ナンバーの小型貨物車は初回の車検が2年で、以降は1年毎の車検となり、1回当たりの車検代が安いので費用的には乗用車と同じか少し高いくらいです。
私のサクシードも、車検代は高くて8万円前後、何も追加整備がなければ6万円ほどで車検を通すことが出来ます。
一番のデメリットは、毎年車検に出す手間がかかることです。
見積りや整備、引き取りなどで数日間かかることもあるので、この手間が毎年かかるとなると、面倒臭いと感じる方もおられると思います。
ただ、毎年車検にもメリットはあり、それは最低でも年に1回はプロの整備士に車を見てもらえることです。
点検整備の頻度が高ければ、それだけ不良箇所の早期発見にも繋がりやすく、重症化する前になんらかの対応が出来ます。
大きく壊れることを防げるので、結果的に維持費も安く抑えられる可能性があります。
プロボックス・サクシードの車検は初回以降は年に1回で、費用は乗用車と大差ありませんが、毎年車検に出す手間がかかります。
任意保険は高い
プロボックス・サクシードの任意保険料は、乗用車と比べて高くなるケースが多いです。
プロボックス・サクシードは商用車のため、乗用車と比べると走行している時間が長く、走行距離も多いことがほとんどです。
走行する時間と距離が多いほど、事故にあう確率も上がるので、任意保険料が高くなります。
私のサクシードは仕事とプライベートの両方に使用しているので、使用用途は業務になり、年間走行距離も15000キロ以上になるので、任意保険料は年間約65000円になります。
もちろん、人それぞれ使用用途や年間走行距離は違うので、条件によっては乗用車より保険料が安くなる可能性はあります。
しかし、料率として考えてプロボックス・サクシードのような商用車は保険料が割高になる傾向があります。