トヨタの名機!プロボックス・サクシードのエンジン1NZ-FEの特徴3つ

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エンジンルーム サクシード

疑問

  • トヨタの様々な車種に搭載されているエンジン1NZ-FEの特徴は?
  • 歴史が長いエンジンのメリットは?
  • 新開発のエンジンと既存のエンジンではどちらが良い?

このような疑問に、1NZ-FEエンジン搭載車両のプロボックス・サクシード歴11年目の筆者がお答えします。

この記事で分かること

  • 1NZ-FEとは
  • 高い信頼性と実用性
  • 高いコストパフォーマンス
この記事を書いた人
プロサクの日々

ホンダインテグラタイプRやクラウンなど、中古車7台に乗り、改造や事故などで失敗も多数。
大学で自動車部に所属、車の整備、改造、レーシングカートを経験。
社会人になり、ショップのレース車両でエビス東コースのサーキット走行会や耐久レースにドライバーとして参加。
プロボックス・サクシードは前期型と後期型の両方に乗った経験があり、通算して乗車歴は11年目になります。
後期型サクシード(プロボックス)を仕事とプライベートの両方で乗り、年間走行距離は約18000キロ。セカンドカーはダイハツムーヴカスタム。

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1NZ-FEとは

1NZ-FEは1999年のデビュー以来、トヨタの様々な車種に搭載されてきた量産・汎用型エンジンです。

搭載車種の一例をあげると、ヴィッツ・ファンカーゴ・初代Bb・ist・スペイド・ラクティス・カローラ等々となります。

デビューが1999年なので、非常に長い期間製造されており、その間に様々な車種に搭載されることで、熟成と改良を重ねてきたエンジンになります。

プロボックス・サクシードのような、最も信頼性と耐久性が求められる商用車にも採用されているのは、このような背景があります。

特性としては、実用域でのトルク重視で、刺激や官能性といった要素とは無縁のエンジンですが、合理的なトヨタらしい良いエンジンだと私は思います。

1NZ-FEは、一応ツインカムのDOHCヘッドを採用していますが、これはスポーツ走行を想定したものではなく、バルブスプリングのバネレートを低めに設定し、低中速域を重視したいわゆる実用ツインカムです。

高い信頼性と実用性

1NZ-FEは1999年のデビュー以来、長い間様々な車種に搭載され、信頼性を向上させると同時に、その実用性の高さを証明してきました。

フルモデルチェンジや新開発のエンジン・シャシーを採用した車は、最新ゆえに公道での実績が少なく、発売後にリコールに発展するケースが少なからずあります。

最新の技術で造られることはもちろん良いことなのですが、新車として発売後に時々リコールがあるように、車は設計・販売して世の中に出てから、想定外の予期せぬトラブルや不具合が見つかることがあります。

その点、1NZ-FEは豊富な採用・販売実績があり、ロングストロークな設計やオフセットクランクの採用によって、徹底して実用域の性能に特化するよう造られています。

また、1NZ-FEのFEはフューエルエコノミーの略で、燃費重視のエンジンであることを意味し、コンロッドも燃費を重視し細く軽く造られています。

捕捉ですが、もし1NZ-FEをチューニングする場合は、コンロッドが細く強度に不安があるので、ターボ化など極端な高出力化は限界があります。

高いコストパフォーマンス

様々な車種に搭載され、その生産数も膨大な数になる1NZ-FEは、コストパフォーマンスに優れたエンジンと言えます。

エンジンなどの工業製品は、規模のメリットが働くので、生産数が多くなるほど単価が低くなる傾向にあります。

エンジンの製造ラインを、一から新規で立ち上げようと思うと、工場の建設や工作機械の導入などに、およそ数百億円規模の投資が必要になるそうです。

各自動車メーカーが、同じエンジンを多くの車種に採用するのはこのような理由があり、これはトヨタの1NZ-FEに限らず、スバルのEJ20やホンダのB型エンジン、日産のSRやRB型エンジンなども同じです。

車の製造コストはそのまま販売価格にも反映されるので、できるだけ既存の部品を使ったほうがコストが安く、販売者も購入者も両方にメリットがあります。

新しい工業製品は、開発費や設備投資の早期回収のために、価格が高くなる傾向があり、車の場合は他車種と共通部品の多い車のほうがコストパフォーマンスが高いのかもしれません。