このような疑問にお答えします。
私は2015年式の後期型サクシード(1500ccFFCVT)を仕事とプライベートの両方で使用しています。
年間の走行距離は約2万キロほどで、その間に得られた実際の情報を皆さんに発信しています。
サクシードのミッションオイル漏れが発生
サクシードのミッションオイル漏れが発生しました。
エンジンオイル交換時に、ミッションケースにオイルの湿り気があるのを発見した為です。
よく見ると、デフ側のドライブシャフトの付け根から、ミッションオイルがわずかに漏れていました。
とりあえず、パーツクリーナーで油分を落とし、次回のオイル交換まで様子を見ることにしました。
そして、次のオイル交換時に見てみるとやはり滲みが発生しており、少しずつミッションオイルが漏れていることがこれで確定しました。
この漏れが進行し滴が垂れる程になると、オイル漏れで車検に通らなくなる可能性もあります。
サクシードのドライブシャフト付け根からミッションオイルが滲み、漏れが発生しているようなので修理することにしました。
ドライブシャフト付け根のオイルシールを交換
ミッションオイルの漏れは、ドライブシャフトの付け根にあるオイルシールが劣化したことが原因でした。
走行距離は10万キロちょっとですが、それくらいの走行距離でもオイルシールがダメになり、漏れが発生する車はあるようです。
特に悪路や砂が多いところなどを走行する機会が多い場合は、オイルシールに対する負担も大きくなり漏れやすいようです。
ドライブシャフトのオイルシールは、高速回転するドライブシャフトの回転軸に触れながら、オイルが漏れないように保持している繊細な部品です。
よって僅かな傷や劣化でも、オイル漏れが発生する原因になります。
今回のミッションオイル漏れは、ドライブシャフトの付け根にあるオイルシールが劣化したことが原因でした。
交換費用について
今回、ドライブシャフトオイルシール左右の交換で、部品代と工賃を合わせて15000円でした。
普通なら部品代と工賃合わせて30000円以上するようですが、車を購入したお店に交換作業をお願いしたこともあり、格安で交換して頂きました。
ドライブシャフト付け根のオイルシール交換は、タイヤやブレーキ周りを取外し、ドライブシャフトも抜く必要があり、部品代よりも工賃のほうが高くなります。
また、ドライブシャフトは左右に付いており、オイルシールの交換も原則として左右同時に行うことが理想的となります。
その理由は、左右のタイヤは同じように回転しているので、どちらかが劣化すれば、もう片方のほうも劣化している可能性が高いからです。
私のサクシードはFF(前輪駆動)ですが、左右のドライブシャフトオイルシール交換は、工賃だけでも3万円ほどは掛かるようです。
今回、ドライブシャフトオイルシール左右の交換で、部品代と工賃を合わせて15000円でした。