このような疑問や要望にお答えします。
布団はホコリなどで汚れます。
布団と床を同じ掃除機で掃除するのは、少し不衛生な気がします。
今回は、アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の使い心地などをレビューしようと思います。
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3について
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3は、布団掃除専用に設計されたクリーナーになります。
叩き機能や温風機能など、布団の上を掃除する上で重要となる機能が搭載されています。
これらの機能は普通の掃除機には無く、アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3を使うことで布団掃除をより効率的に、効果的に行う事が出来ます。
普通の掃除機と同じだろうと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、使ってみればその違いが分かると思います。
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3は、布団掃除専用に設計されたクリーナーになります。
サイズ
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の本体サイズは、幅250mm×奥行459mm×高さ212mmとなっています。
布団専用の掃除機ということで、寝室などに置いても邪魔にならないようなコンパクトなサイズになっています。
参考までに、500ml のペットボトルと並べてみました。
高さは普通のスティック型掃除機のおよそ半分くらいで、重量も約1.6キロと軽めになっています。
電源コードの長さは、布団の上をくまなく掃除出来るように、長めの4mとなっています。
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の本体サイズは、幅250mm×奥行459mm×高さ212mmとなっています。
機能
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3には、布団を効率的に掃除する為の9つの機能が搭載されています。
普通の掃除機とは使用する環境が異なるので、布団クリーナーならではの機能の数々といえると思います。
- 2つのサイクロン気流による強力な吸引力
- 超ワイドたたきパッド
- キレイセンサー
- 温風機能
- 超軽量で抜群の操作性
- 可動式ヘッド
- 自立収納
- 使い捨てフィルター
- 水洗い可能なダストカップ
それぞれの機能についてご紹介していきます。
2つのサイクロン気流による強力な吸引力
アイリスオーヤマ独自の「サイクロンストリームヘッド」による縦回転サイクロン気流と、本体内部の横回転サイクロン気流、これら2つのサイクロン気流を組み合わせることで、優れた吸引力を発揮します。
メーカー公表のハウスダスト除去率は、約98%以上※とのことです。
※ ELISA法において、ダニのふんや死骸などからなるアレル物質を含むテストダストをマットレスに散布し、吸引前後にクリーナーの重量及びテストダストのアレル物質含有率を測定。
掃除機なので吸引力が強いのは嬉しいポイントです。
私が使った時の感想ですが、本体がコンパクトな割りに吸引力が強いなという印象でした。
私は普段の床掃除にはマキタの充電式クリーナーを使っているのですが、感覚としてはそれと大差ないくらいの吸引力があると感じました。
超ワイドたたきパッド
ヘッドに搭載されている幅20㎝の「超ワイドたたきパッド」は、布団掃除用に特別に開発されたオリジナル形状です。
1分間に約6,500回の高速たたき運動で、繊維の間に潜り込んだハウスダストを浮き上がらせる事が出来ます。
吸引とたたきの相乗効果で、よりパワフルに効率良く、ハウスダストを取り除く事が出来ます。
実際に布団に掃除機をかけると、パタパタという音が超ワイドたたきパッドの存在感を感じさせます。
叩いてすぐに吸うので、ハウスダストが舞い上がるといった事も無さそうです。
キレイセンサー
高感度なダニちりセンサーが、約20㎛までのハウスダストを検知し、本体のイルミネーションの色でお知らせします。
肉眼では認識することが出来ないダニや花粉も、ダニちりセンサーであれば見逃しません。
キレイになったことが目に見えて分かるので、効率的にお掃除が出来ます。
ハウスダストがある時は赤色になり、キレイになるにつれて黄色から緑色へと変化していきます。
すでに掃除したところで緑色になってからも、もう一度掃除してもやはり緑色のままなので、ちゃんとセンサーが働いているのが実感出来ます。
同じところを2度3度も掃除してしまうのを防ぐという意味でも、この機能は便利だと思います。
温風機能
温風で布団を心地よくふっくらさせる機能です。
また、ダニが繁殖しにくい環境を作る効果もあります。
この温風機能は、掃除機のモーターの熱を利用しており、ダニを殺すほどの温風が出るかといえばそうではないと思います。
また、使い始めはモーターの熱も上がらないので、温風機能も働きにくいです。
温風機能の特別なスイッチがある訳ではなく、掃除機を動かすことで自動的にこの機能が働くようです。
超軽量で抜群の操作性
業界最軽量クラスの本体重量1.6kgを実現しています。
握りやすいハンドルと低重心設計で小回りなどの操作性が抜群です。
また、吸引力が強すぎると布団に吸い付き過ぎてスムーズに動かせませんが、アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3は、3段階のパワー調整機能を搭載しています。
布団に合わせて最適な吸引力が選べるので、いつでも軽やかなかけ心地が特徴です。
本体重量は軽いなというのが第一印象です。
それに加え、サイズもコンパクトなので、小回りが効きます。
吸引力の調整は切り替えスイッチを押すごとに標準と弱を行き来する方式で、切り替えスイッチ長押しで強モードに出来ます。
可動式ヘッド
ヘッドがスムーズに動くので、まくらの曲面やクッションなどにもスムーズに掃除機をかけられます。
布団の面積は広いので、様々な角度で掃除機をかけることになります。
可動式ヘッドのおかげで、ヘッドと布団が接する面が常に理想的な角度になるので、かなり重要な機能だと思いました。
自立収納
底面積はティッシュケース1ヶ分程度と場所を取らず、自立するのでスッキリ収納できます。
ヘッドと本体が直角状態で固定出来るので、本体を立てた状態で収納する事が出来ます。
ヘッドと本体を直角にすると、カチッとロックがかかるので、倒れたりする心配も少なそうです。
使い捨てフィルター
集塵フィルターにかぶせるだけでゴミ捨てがもっと簡単になる使い捨てフィルターを装着可能です。
使い捨てフィルターにはつまみやすい耳が付いており、ごみに触れずに捨てられます。
使い捨てフィルターを装着しなくても使用は可能です。
ゴミ捨てが楽になる、また集塵フィルターや排気フィルターの寿命が長くなるといった効果があると思います。
使い捨てフィルターはアイリスオーヤマのネット通販等で購入が可能です。
新品時には付属品として使い捨てフィルターが25枚ついてきます。
水洗い可能なダストカップ
ダストカップは取り外して水洗いが可能です。
水を使うことでゴミ捨て時にハウスダストが飛び散らず、またいつまでも清潔に保てます。
細かいチリや埃は水洗いしないと落ちにくいので、この機能は嬉しいですね。
価格
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の実売価格は、約7000円前後となっています。
布団専用クリーナーとしては比較的安価な部類に入ると思います。
私は楽天市場で購入したのですが、送料込みで7000円を切る価格でした。
他にもアマゾンYahooなどでも取り扱いがあると思いますので、ポイントや送料との兼ね合いを考えて選んで頂けたらなと思います。
アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の実売価格は、約7000円前後となっています。
製品仕様
ここでは、アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3の製品仕様をご紹介します。
外型寸法
使用時:幅250mm×奥行459mm×高さ212mm
収納時:幅250mm×奥行144mm×高さ403mm
電源
AC100V 50/60Hz
消費電力
400W
集塵容量
0.2L
質量
約1.6kg(電源コード含む)
コード長さ
4m
セット内容
掃除機本体
集じんフィルター(本体にセット済)
排気フィルター(本体にセット済)
使い捨てフィルター25枚(1枚は本体にセット済)
メンテナンス・消耗品
ここでは、アイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3のメンテナンスと消耗品について述べます。
日々のメンテナンスは、ダストカップの中のゴミ捨てや水洗いになると思います。
使い捨てフィルターを使用する事で、ゴミ捨ての際の手間や時間を省く事が出来ます。
また、ダストカップの集塵フィルターと排気フィルターは消耗品なので、汚れや破損がある場合は交換が必要になります。
使い捨てフィルターや集塵フィルター、排気フィルターはアイリスオーヤマの公式通販サイト等で安価に販売されていますので、維持自体はそこまで難しくない印象です。
使ってみて感じたメリット・デメリット
ここでは、実際に私がアイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3を使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
・布団掃除が楽になった
今まで私はマキタの充電式クリーナーで床も布団も両方吸っていました。
マキタのスティック型クリーナーは全長が長く、布団を掃除する際は手や腕に無理な力がかかっていました。
全長の短いアイリスオーヤマの布団クリーナーic-fac3に変えたことで、布団掃除が楽になりました。
・コンパクトに収納出来た
本体自体がコンパクトで、かつ立てて収納出来るので、寝室のスペースをほとんど侵す事無く使う事が出来ます。
少し前に流行ったレイコップ等だとここまでコンパクトに収納するのは難しかったと思います。
・価格が手頃だった
布団掃除に対応した様々な機能を搭載しながら、実売価格は7000円前後と、とてもコスパの良い製品だと感じました。
デメリット
・電源コード式であること
コンセントの確保と電源コードの取り回しが面倒に感じるかも知れません。
しかし、価格から考えれば充電式にするのは無理があると思うので、妥協する必要があります。
・消耗品購入の費用がかかる
使い捨てフィルターはゴミ捨ての度に捨てる事になるので、使用頻度によっては別途購入の必要が出てくると思います。
また、集塵フィルターや排気フィルターも長い目で見れば交換が必要なパーツなので、最低限の維持費はかかってくる事になります。