このような疑問にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回は、サクシード(プロボックス)に低燃費タイヤを履かせてみた結果、についてご紹介しようと思います。
今回履かせた低燃費タイヤ
ダンロップエナセーブVAN01
今回履かせた低燃費タイヤは、ダンロップのエナセーブVAN01です。
なぜこのタイヤを選んだかと言うと、ブリジストンと比較して安く、またダンロップというブランドのタイヤなので安心感もあった為です。
価格が安ければ、ブリジストンを選んだかも知れませんが、ダンロップと比較してタイヤ1本当たり3000円ほど高く、4本買うとなかなかの金額差になります。
とはいえ、あまり格安なタイヤも不安なので、ブリジストンと格安タイヤの中間的な存在のダンロップを選ぶことにしました。
特に雪国のスタッドレスタイヤは、ブリジストンが圧倒的なシェアを占めていますが、私の普段走る地域は雪国ではないので、ダンロップで必要十分だと思います。
ということで今回は、ダンロップの低燃費タイヤ、エナセーブVAN01をサクシードに履かせました。
価格
今回購入したダンロップの低燃費タイヤ、エナセーブVAN01の価格は、タイヤ1本あたり約6000円でした。
楽天市場で購入しポイントもたくさん付いたので、実質は5000円を切るくらいで購入できました。
ブリジストンの同サイズのタイヤは、1本あたり約10000円していたので、ダンロップはかなり安いですね。
このブリジストンとダンロップの価格の差が、後々どのような影響があるのか分かりません。
ただ、私は以前に乗っていた前期型のサクシードでも、同じダンロップのエナセーブVAN01を履いており、約5年間使用しましたが特に問題が無かったので、今回も安心して購入出来ました。
今回購入したダンロップエナセーブVAN01は、1本あたり約6000円(実質5000円弱)でした。
サイズ
今回購入したダンロップの低燃費タイヤ、エナセーブVAN01は純正サイズの155/80R14を選びました。
私の車の使い方的に、純正サイズで十分なことと、燃費を重視して純正サイズを選びました。
交換する前の、低燃費タイヤではない夏タイヤも純正サイズで、全く同じサイズなので低燃費タイヤとそうではないタイヤの燃費比較が正確に出来そうです。
後期型のプロボックス・サクシードの純正タイヤサイズは、幅が155という極細サイズで、今時の軽自動車でももっとあるのではないかと思います。
そんな細いタイヤで大丈夫か?と思われるかもしれませんが、燃費重視で転がり抵抗を極力少なくした結果だと思います。
純正サイズの低燃費タイヤは、普通の夏タイヤと比べてどれほど効果があるのでしょうか?
今回購入したダンロップの低燃費タイヤ、エナセーブVAN01は純正サイズの155/80R14を選びました。
交換後の燃費改善効果
交換前の夏タイヤとの比較
交換前の夏タイヤと比較すると、低燃費タイヤに交換後は平均燃費が0.5キロほど向上しました。
以前履いていた夏タイヤは、サクシードを中古車で購入した際に付いてきたタイヤで、詳しいタイヤの名称は忘れてしまったのですが、トーヨータイヤのバンタイヤでした。
もちろん低燃費タイヤではなく、耐磨耗性能に優れた長寿命タイプで、山もかなり減っていました。
平均燃費0.5キロ向上は、数字としては僅かなものですが、信号待ちからのスタート時や、アクセルを離した時の転がり感は、低燃費タイヤのほうが圧倒的にあります。
0.5キロの平均燃費向上なら、誤差の範囲ではないかと思われるかも知れませんが、どのような走り方でも以前の燃費を下回ることは無かったことを補足しておきます。
また、ロードノイズは低燃費タイヤのほうが静かでしたが、タイヤ自体が新品なのでそのせいかも知れません。
交換前の夏タイヤと比較すると、低燃費タイヤに交換後は平均燃費が0.5キロほど向上しました。
スタッドレスタイヤとの比較
スタッドレスタイヤと低燃費タイヤを比較すると、低燃費タイヤのほうが明らかに車の動きが軽く、転がり抵抗の低さが感じられました。
それもそのはずで、スタッドレスタイヤは雪道や凍結路のグリップ力を確保する為、トレッドパターンやゴムの柔らかさが夏タイヤとは異なり、転がり抵抗が大きくなります。
スタッドレスタイヤと低燃費タイヤを比較すると、平均燃費も1キロほど違います。
平均燃費の差で1キロというと、それほど大きな差ではないかも知れません。
ただ、スタッドレスを履く時期はエアコンの使用が少なく、夏タイヤを履く時期はエアコンの使用が多いことを思うと、実際は1キロ以上の差があるのかも知れません。
スタッドレスタイヤと低燃費タイヤを比較すると、低燃費タイヤのほうが明らかに車の動きが軽く、転がり抵抗の低さが感じられました。
乗り心地やロードノイズ
乗り心地
中古車購入時から履いていた、古いすり減ったトーヨータイヤのバンタイヤと比較すると、低燃費タイヤ装着後は明らかに乗り心地が良くなりました。
ダンロップエナセーブVAN01は、新品で購入したので新しく、ゴムがまだ柔らかいので乗り心地が良くなったのかも知れません。
タイヤは年数が経ってくるとゴムが固くなるので、乗り心地は悪くなる傾向になります。
低燃費タイヤ以外にも、タイヤを新品に変えることで乗り心地が良くなることが良くあります。
元々が小型貨物車なので、乗り心地はあまり良いほうではありませんが、それでもタイヤが新品になると乗り心地が良くなるのを体感出来ました。
仕事で長時間乗るので、少しでも乗り心地が良くなると身体への負担が違います。
中古車購入時から履いていた、古いすり減ったトーヨータイヤのバンタイヤと比較すると、低燃費タイヤ装着後は明らかに乗り心地が良くなりました。
ロードノイズ
低燃費タイヤのロードノイズは、スタッドレスタイヤと比較すると圧倒的に静かで、古い夏タイヤと比較しても静かになりました。
今回購入したダンロップエナセーブVAN01は、新品で購入したのでゴムが柔らかく、その点でロードノイズに関しては有利だったのかも知れません。
スタッドレスは元々ロードノイズが大きいタイヤなので、低燃費タイヤのほうが圧倒的に静かなのは当然かも知れません。
同じ夏タイヤ同士でも、古いタイヤと新しいタイヤでロードノイズに差があることが分かりました。
低燃費タイヤは転がり抵抗が低いので、ロードノイズの面でも良い影響があるのかも知れません。
ですが、低燃費タイヤは燃費を重視したタイヤで、ロードノイズを重視したタイヤではないので、高級車に採用されるようなコンフォートタイヤにはロードノイズ面では当然ですが劣ります。
低燃費タイヤのロードノイズは、スタッドレスタイヤと比較すると圧倒的に静かで、古い夏タイヤと比較しても静かになりました。