このような疑問にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回は車をメンテナンスして燃費向上すると得をする3つの理由について解説していこうと思います。
*記事内でのガソリン価格は、2021年執筆当時の価格で、レギュラーガソリン1リットルあたり133円で計算しています。
走行距離が多い人ほどメンテナンスしたほうがお得
結論、走行距離が多い人ほどメンテナンスにお金を掛けたほうがお得と言えます。
メンテナンスによる燃費向上の節約効果は、走行距離の増加に比例して大きくなるからです。
車の性能は、たとえ走らなくても錆や劣化で低下していきます。
私のサクシードは仕事とプライベートの両方で使用していますが、大体1ヶ月1800キロほど走行します。
ガソリン代に換算すると1ヶ月に大体2万円弱、約120リッターのガソリンを消費しています。
このような使用環境ですと、例えば平均燃費をレギュラーガソリン1リットル当たり1キロ伸ばせたとすると、計算上は1ヶ月に約120キロの距離を余分に走ることができます。
言い方を変えると、平均燃費が1キロ伸びた場合、毎月120キロ走る分のガソリン代が浮いてくる計算になります。
このように、走行距離が多い人ほどガソリン代への出費が多いので、メンテナンスで燃費向上出来ればお得になる可能性が高いのです。
浮いたガソリン代でメンテナンス費用をペイ出来る
走行距離が多い車の場合、メンテナンスによって燃費が向上すれば、浮いたガソリン代で掛かったメンテナンス費用をペイ出来る可能性があります。
走行距離が多い車はガソリン代の支出が多く、燃費向上による節約効果が大きく出やすいからです。
先ほどの私の車の例で言うと、毎月120キロ走る分のガソリン代が浮いてくるということは、その車の平均燃費が12キロだとすると、10リットル分のガソリン代が毎月浮いてくる計算になります。
ガソリン代が1リットル133円だとすると、10リットルで1330円となり、1年間で浮いてくる金額は15960円になります。
この金額は高性能なバッテリーや高性能オイルなどが買えてしまう金額です。
実際は、バッテリーは1度交換すれば最低でも3年くらいは持ちますし、燃費に効果的なメンテナンスを無駄なく行えば、もしかしたらプラスになる可能性すらあります。
さらに、この節約効果自体は、ガソリンの価格が上がれば上がるほど大きくなる、という点も見逃せません。
走行距離が多い車の場合、メンテナンスによって燃費が向上すれば、浮いたガソリン代で掛かったメンテナンス費用をペイ出来る可能性があります。
車が長持ちし最終的にお得
メンテナンスをすると燃費が向上しお得なだけではなく、車自体も長持ちするのでダブルでお得になります。
メンテナンスをすると燃費向上だけではなく、車の寿命を伸ばしたり価値を高めたりすることが出来るからです。
正しいメンテナンスは、車そのものの寿命や信頼性にも大きく関わり、正しくメンテナンスをしないと、車の寿命は短命に終わり、トラブルも続出します。
少し極端な例えかも知れませんが、10万円の中古車を1年で乗り潰すのと、120万円の新車を12年かけて乗り潰すのは、お金だけの計算で言えば同じ事です。
むしろ新車のほうが、信頼性が高く快適で、税制面でも優遇されるので、中古車よりも快適なカーライフを送れると言えます。
また、最終的に車を手放す際にも、きちんとメンテナンスされていれば市場価値が上がる可能性があり、その面でも得をすることになります。
メンテナンスをすると燃費が向上しお得なだけではなく、車自体も長持ちするのでダブルでお得になります。