このような疑問にお答えします。
私はサクシードを仕事とプライベートで使用しており、月平均1800キロ、年間2万キロ弱走ります。
実走で得られた情報や実績を当ブログで発信しています。
今回はプロボックス・サクシードのエアコン吹き出し口についてご紹介しようと思います。
運転席と助手席の吹き出し口は開閉できる
運転席と助手席の吹き出し口は、完全に閉じて風を出なくすることができます。
寒すぎる暑すぎる時や助手席に誰も乗っていない時は、閉じてしまうことが出来ます。
サイドの吹き出し口を閉じると、その分の風は他の吹き出し口にまわるので、他の吹き出し口から出る風が強くなります。
普段は運転席1人で乗ることが多い場合は、助手席の吹き出し口を閉めることで、空調を運転席に集中できるので便利です。
運転席と助手席の吹き出し口は、完全に閉じて風を出なくすることができます。
運転席と助手席の吹き出し口は回転できる
運転席と助手席の吹き出し口はルーバーごと回転するタイプなので、風をおくる角度と向きを自由自在に変えることができます。
吹き出し口が丸い形なので、360度自由に角度を変えれます。
ピンポイントに送風したい時や、風向きを細かく調整したい時に重宝します。
デメリットとしては、回転する構造なので後付けのドリンクホルダーは付けにくいと思います。
ドアの窓が結露で曇った時はピンポイントに送風出来るので、効率よく曇りを解消出来て便利です。
運転席と助手席の吹き出し口はルーバーごと回転するタイプなので、風をおくる角度と向きを自由自在に変えることができます。
センター吹き出し口とエアコン操作パネル
センター吹き出し口のルーバー角度と、エアコン操作パネルを写真でご紹介します。
ルーバーの角度などは、本やカタログには載っていない情報なのでご紹介することにしました。
ルーバーはかなりの角度まで調整出来ますし、エアコン操作パネルは直感で操作出来る分かりやすい仕様になっています。
ただ、運転席からの操作のしやすさという観点で言うと、後期型よりも前期型のほうが操作しやすかったです。
後期型は紙パックドリンクホルダーがある関係でエアコン操作パネルが助手席側に寄っており、運転席からは若干操作しにくいです。
センター吹き出し口のルーバー角度と、エアコン操作パネルを写真でご紹介しました。
エアコンコンプレッサーは可変容量型
後期型のプロボックス・サクシードのエアコンコンプレッサーは可変容量型です。
可変容量型のエアコンコンプレッサーは、固定容量型と比べて燃費向上に有利なため、最近のほとんどの車に採用されています。
車のエアコンコンプレッサーには可変容量型と固定容量型の2種類があります。
それぞれの特徴を簡単に説明すると、可変容量型は冷媒ガスの吐出容量を変化させることができるので、冷房の場合は温度設定を控えめに設定することで、エアコンコンプレッサーの負荷が軽くなり省燃費に繋がります。
固定容量型は冷媒ガスの吐出容量が常に一定なので、冷房の場合は温度設定を控えめにしても、エアコンコンプレッサーの負荷は変わらず省燃費にも繋がりません。
固定容量型は冷媒ガスの吐出容量が常に一定なため、エアコンをつけたら冷房は全開状態で、冷えすぎた場合は冷房の風にヒーターの風を混ぜることで温度調整をしており無駄が多いです。
前期型では、トランスミッションの種類で採用されているエアコンコンプレッサーが異なっており、ATは可変容量型、MTは固定容量型となっていました。
後期型はトランスミッションが全車CVTとなり、それに合わせて全車可変容量型のエアコンコンプレッサーとなりました。
後期型のプロボックス・サクシードのエアコンコンプレッサーは可変容量型です。